負け犬に心を奪われる理由

こんにちは。ご無沙汰のブログですが、
いろいろひと段落したので今日からまた書いていこうと思います。

さて、僕は阪神ファンなのですが、藤浪投手の活躍が嬉しい今日この頃です。
優勝なんてどうでもいい。(巨人に勝てる気がしない)
今シーズンは、藤浪くんが復活の兆しを見せてくれただけでおじさん大満足。
そんな2020シーズンです。

今日は試合自体は1-1で引き分けに終わったものの162kmの球速をマークし、球場をどよめかせたそうです。

嬉しいですね。

野球選手として初めてコロナに感染したり

ノーコンだイップスだ精神的にダメだといろいろ言われ、

高校時代から比べられ続けてきた大谷くんがメジャーで活躍しているのに

なんだかパッとしない万年大物ルーキー感。

阪神ではもうダメなのかとさえ思っていましたが、

マジでこれから期待できるじゃないですか。

来シーズンは15勝くらいしてくれるかなあとか。
いよいよ開幕投手かなあとか。

野球をそれほど見なくなっても気になる選手の活躍は
本当に楽しみだし、面白いです。

藤浪投手を応援する理由

藤浪投手にここまで気持ちが入ってしまうのは

応援する阪神の期待の選手だからというだけではありません。

実力を持っていると信じながらもその本来の力を発揮できずにもがき苦しむ姿。

それを誰もが自分自身と重ね合わせるからではないでしょうか。

誰もが大谷選手のように期待通り、いやそれ以上の活躍をして世間をアッと驚かせ、

地位も名誉もお金も手に入れたい。

しかしほとんどの人は、藤浪選手のように紙一重で実力を発揮できずにいます。

体格も筋力も練習量もおそらくめちゃくちゃ差があるはずではないのに何か小さな歯車が噛み合わないだけで

短い選手生命の数年間を苦悩のどん底で過ごすことになる。

まさに人生そのもの。

まるで私たちの人生じゃないですか。

私たちは大谷選手ではなく藤浪選手にこそ

共感し自分自身を重ね合わせ応援せざるを得ないんですよね。

しかし、このような復活劇は本当に僕らに勇気を与えてくれます。

登場していきなり大活躍するより負け犬がヒーローになっていく姿の方が面白い。

ハリウッド映画でも定番の展開ではありますがそのほうが絶対面白いですよね。

コロナで取引先が減ってしまった。

売り上げが下がった。

いつ復活できるかわからない。

そんな風に思っている人がこのブログの読者にもいるかもしれませんが

明けない夜はありません。

冬がくれば必ず春が来ます。

大事なのは、暗いトンネルの中でも自分という刃を磨き続けること。

どんなに苦しくても、復活するその日までひたすら練習し続けること。

ちょっとしたきっかけでV時回復できるそんなチャンスがきっと訪れるはずです。

藤浪投手からそんなことを教わった気がした2020の秋でした。

これからも応援したい。

頑張れ藤浪投手!

ではでは!

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