タエラグラフィックスが事務所を縮小しテレワークにした理由

さて、今回は事務所機能を縮小しようと思った理由について書きたいと思います。
事務所をやめようと思った理由は主に下記の3つ


1、新型コロナウイルスによって移動がリスクになると思った

2、クラウドでできる職種であるのにやらないのはもったいないと思った

3、コロナをチャンスに変えるためにできることを考えた

ですね。1個ずつ説明したいと思います。

1、移動がリスクになると思った

実はうちの会社、僕もスタッフの子も1時間以上かけて会社まで通勤していました。
もともと事務所を構えた時は僕も大阪市内に住んでいたので、
自転車で20分くらいで通ってたりしたのですが、

子供ができ、環境のいい郊外に引っ越したため現在の住まいから
1時間かけて通うことになったんですね。

もともと読書が好きなので
時間をかけて通うことはそれほど苦ではなかったし、

移動時間に色々とルーティンワークを行うことで
仕事とプライベートのオン/オフの切り替えをしていたように思います。

ただ、コロナが流行りだすと、満員電車や、梅田の人混みがものすごく怖いなと思うようになったんですね。
できればそこを通りたくないし、「スタッフをリスクにさらしたくないな」という気持ちが湧いてきました。

そうこうしているうちにニュースやネット記事でも
通勤については取りざたされるようになってきたので

リモートワークの可能性を考えるようになりました。

2、クラウドでできる職種


私たちデザイナーは、Macが1台あればそれなりに仕事ができてしまいます。
実際、弊社もデータはバックアップも含めてクラウドで共有していますし、
お客さんとのやりとりもオンラインや電話で完結するケースも少なくありません。

もちろん、対面でお話をした方がスムーズということは中にはありますが必ずしもオンラインにできないというものではなかったんですね。

ということで、リモートワークを試してみる価値はあるんじゃないかなという考えに至ったわけであります。

3、コロナをチャンスに変えるために


コロナによる仕事の減少は弊社にとっても深刻な問題でした。
もともとクラシックコンサート関連の仕事を
たくさんさせていただいておりましたので

2月ごろコロナでイベント自粛が大きく報道され始めた頃から
仕事自体がキャンセルになったり、
予定されていた公演の中止や延期が発表されやばい空気が漂ってきました。


ただ、悲観的になっても
コントロールできるものでもなんでもないので
「このピンチはチャンスに変えるしかない」ということで
「これをきっかけに何か変革してみよう」という思いが湧いてきました。

幸い時間はたっぷりありましたので仕事の内容もそうですし、
仕事のし方や、デザイナーとしてのあり方など、色々と見つめ直し、

変えられることはどんどん変えていこうという気持ちになっていったわけです。
テスト的にテレワークを始めてみて全く問題ないと感じてましたので

「もう事務所いらないんじゃない?」という結論に達し、

わかりやすいところで全面的に仕事をテレワーク中心に切り替えることで
気持ち的にも実際の仕事の内容においても変わっていこうと考えたというわけです。

以上、弊社が事務所を大幅縮小しテレワークにした理由を書いてみました。

コロナによって、以前のような仕事に戻ることは難しいんじゃないかなと感じています。

でも、見方を変えればそれはすごく大きなチャンスだと思うんですね。

ここで変化できるかできないか。
もちろんそれが失敗に終わる可能性だってあるわけですが、
指をくわえて眺めていては確実にふるい落とされて終わってしまうでしょう。

このピンチをチャンスに変えるためにあなたはどんな行動をしていますか?
もしアイデアはあるのに形にできていないのであればぜひすぐに行動してみてください。
チャンスですよ!

ではでは!

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